松尾小児神経発達研究所
ご挨拶
少子化のなかで子どもたちの健全な成長発達を支援し見守っていくことの重要性はますます高まっています。子どもの心と体の健康を守っていくには、本人だけをみていてもだめで、家庭や保育施設、学校など地域社会との関係性の中でとらえていくことが大切です。本研究所は、子どもたちの成長発達に大きな影響を及ぼす発達障害(神経発達症)、難病の医学的な原因究明と治療法の探索、および医療と教育、福祉との連携強化と多職種での子どもと家族の支援体制の確立を目指して設立されました。主な活動
- 発達障害の診療
地域での5歳児健診のネットワーク構築、教育機関、療育機関との連携強化を目指して活動しています。 - 不登校、心身症の診療
トラウマインフォームドケアの考え方に立脚したバイオサイコソーシャルな診療を心がけています。 - 自閉スペクトラム症(ASD)の増加要因についての研究
腸内細菌叢の変化との関連性などASDの発症要因についての研究を進めています。 - 地域での小児救急医療体制についての研究
少子化に伴い地方での夜間救急の病院へのアクセスへの問題が顕在化しています。行政機関と連携しながら状況を解析し、小児のけいれん重積などに対しプレホスピタルケアを含めた早期の対応が可能となるような体制づくりを目指しています。 - 小児の希少難治疾患研究
佐賀大学をはじめ多機関と連携して、疾患特異的iPS細胞を用いた希少難治性疾患の病態解析研究や新規治療法開発を行っています。